カリキュラム
CURRICULUM

Week1 : Local Side System

第1週:ローカル側システムの基礎

現場の環境をデジタル化してインターネットに送るIoTデバイスの作成と、3Dプリンタを現場で活用するスキルを学びます。Arduino(注1)と呼ばれるマイコンの開発環境をインストールするところから始め、温度センサよりデータを取得してサーバーにデータをアップロードする仕組みを作りながら開発方法を学びます。

(注1)Arduinoとは、マイコンと呼ばれる小型コンピュータをプログラミングするための統合環境です。開発コミュニティが活発で、様々なセンサを扱うための「ライブラリ」というソフトウェアが公開されています。これらを利用することで、市場で入手可能なセンサをマイコンに接続してデータを取得することが可能となります。

図:arduino uno R3

Week2 : Server Side System

第2週目:サーバ側システムの基礎

IoTデバイスから送られたデータを受け取るシステムを、MicrosoftのAzureクラウドサービスを使って構築していきます。本講座では有料のクラウドサービスであるMicrosoft Azureを使います。Azureの各種モジュールを組み合わせることで、コーディングや開発環境の準備などをしないでIoTデバイスからデータを受け取るサーバ側のシステムを構築することができるサービスです。今回は、教材としてAzureを使用することでサーバのメンテナンスなど煩わしい作業を最小限にしつつ、柔軟にカスタマイズできるシステムを学んでもらいます。


図:Microsoft Azureダッシュボード

Week3 : Visualize Panel

第3週目:データの加工とビジュアライゼーション

サーバ上に蓄積したデータから、必要なデータを取得してMicrosoft PowerBIというBIツールでグラフ化する方法を学びます。BIとは「Business Intelligence」の略で、経営に必要なデータを収集、加工して経営判断に役立てていくことを指します。PowerBIは、様々なデータベースに接続して必要なデータを適宜取得、解析して見える化していくツールです。このツールを活用して、機械の稼働状況や、温度データをリアルタイムに視覚化するシステムを作りながらその仕組みを理解します。

Week4 : Other Technology

第4週目:見える化・見せる化のさらなる追求

IoTデバイスから得られるデータだけでなく、スマホやタブレットから簡単にデータを入力することができるアプリを作成します。アプリの作成には、Microsoft FlowsとMicrosoft APPsの二つのツールを使った方法を紹介します。作業者が現場で作業状況などをスマホやタブレットから入力することで、データ集計の手間を削減しながらもデータを蓄積していくことが可能になります。

Week5 : Presentation

第5週 : 最終プレゼンテーション

4週間の講座を通して作成したシステムを、参加者それぞれの工場、オフィスといった現場に落とし込み、その結果を「最終プレゼンテーション」として発表してもらいます。参加者毎に異なる現場の課題をお互いに発表し合い、課題に対する様々なアプローチがあることを体感してもらいます。また、ここで作成した資料は、講座で学んだことを会社に戻ってから上長や同僚に説明する資料となりますので、講座終了後すぐに社内に展開するのに役立ててもらえます。